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執筆者の写真佐藤翠龍

師範・・・?


朝晩は冷えますね・・・

息子(もうすぐ一歳)はどうも布団を被るのが嫌らしく、いつも布団を蹴脱いでます。

風邪引くんじゃないかと家族はひやひやしてます。

それをよそ目に蹴脱ぎます。

困ったもんです・・・。

さて、タイトルにあるとおり『師範』に関して少し触れさせて頂きます。

洗心書道では成人部(漢字)の段位が四段以上の方を師範と認定しております。

つまり、四段を取得された段階で『師範』となります。

成人部は高校1年生以上ですので、高校生以上であれば取得可能です。

(細かい規定はありますが、今回は説明を省きます)

実は私が指導させて頂いている高校三年生の生徒(女性)は師範取得を目指しています。

その他に高校生を三名指導しているのですが、その子達も師範取得を目指すことになるのではないかと思ってます。

ただ、この師範取得はあくまで任意ですので、絶対に目指さないといけないというわけでは勿論ありません。

そして、師範を取得したからといって必ず教室を持ったり、指導者として活躍しないといけないわけでもありません。

例えが変かもしれませんが、車の運転免許と同じで運転免許を持ってるからと行って車を必ず運転しないといけない訳ではない、というのと同じです。

少し話は逸れましたが『生徒達が師範を目指す』と強制の様に書きましたが、あくまで生徒達の『具体的な目標』になればという指導者の気持ちとして記載しました。

純粋に書道が上達したい!という気持ちは大変素晴らしいことなのですが、具体的に『○段を取得したい』『展覧会で素晴らしい作品を発表したい』『師範を目指したい』といった目標を持てると書道に対しての視野も広がり、より意欲的に取り組めるのではないかと思っています。

勿論、師範取得は容易な内容ではありませんが(私も取得には苦労しました・・・)意欲的に取り組めば必ず到達出来ると思います。

生徒一人一人が意欲的に学べるように、そして生徒自身の人生の中で有意義なものであるように、指導者として真剣に考えないといけないと思っております。

指導者にとって複数の生徒ですが、生徒からするとたった一人の先生。

しっかりそのことを忘れず、日々一人一人の生徒と向き合っていきたいと思います。

では、息子の蹴脱いだ布団をなおして私も寝ます。

最後に前回の記事で触れた桜をご紹介します。

4月初旬の舞鶴公園。



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